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インテル、企業向けPCの情報提供施設を開設 |
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東京本社内にデジタル・エンタープライズ・ショールーム
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同社では、2006年8月に、帝国ホテル内に企業ユーザーを対象に、同社のビジネス向けプラットフォームや最新技術を紹介するエンタープライズ・テクノロジー・ショーケースを開設していたが、これをリニューアルするとともに、東京本社内に移設。主に、vProプロセッサテクノロジーおよびCentrino Proプロセッサテクノロジーなどのエンタープライズ向けの最新テクノロジーの実例などを、企業ユーザーや業界関係者を対象に紹介する施設とした。 インテルの吉田和正代表取締役共同社長は、「昨年開設したエンタープライズ・テクノロジー・ショーケースには、約8カ月間で約330人の企業ユーザーの方々に来場をいただき、そのうち、82％のユーザーが満足したと回答している。これまでは、企業ユーザーのみを対象に、運用管理を中心とした最新テクノロジーの紹介や、vProプロセッサテクノロジーの迅速な導入支援を目的としていたが、こうした経験を踏まえて、今後は、業界関係者なども対象とし、最新プラットフォームの紹介と、エコシステムの早期確立、業界関係者に対する技術支援などにも役立たせたい」としている。 インテルは、昨年9月に企業向けデスクトッププラットフォームとして、vProプロセッサテクノロジーを発表。さらに、今年に入ってから、企業向けノートPCプラットフォームとして、Centrino Proプロセッサテクノロジーを発表し、企業向けクライアントプラットフォームを整備した。 プロダクト＆プラットフォーム・マーケティング本部プラットフォーム・マーケティング・エンジニアの岡本隆志氏は、「企業においては、セキュリティへの対応、IT管理費の削減、時間や場所を越えた管理が求められるといった新たなワークスタイルへの対応、膨大なデータへの対応といった課題に直面している。従来のクライアントPCは、CPU、チップセット、メモリのパフォーマンス向上に実現される生産性に偏った進化だったが、新たなプラットフォームによって、セキュリティと運用管理の能力を高めることができるようになり、安全性、所有コスト、生産性といった3つの観点からバランスのいい進化が実現できるようになった。デジタル・エンタープライズ・ショールームは、こうしたビジネスクラアント向けプラットフォームで実現される新たな機能を体験していただける場にする」と語る。 デジタル・エンタープライズ・ショールームでは、vProプロセッサテクノロジー対応デスクトップPCとして、ソーテック、デル、NEC、日本ヒューレット・パッカード、日立製作所、富士通のPCを展示。Centrino Proプロセッサテクノロジー対応ノートPCとしては、NEC、富士通、レノボ・ジャパンのビジネスPCを常設している。また、サーバールームにはXeonプロセッサを搭載したサーバーを設置しており、常時、デモンストレーションに活用できるようにしている。 また、消費電力あたりの性能デモンストレーションを行うために、Core 2 Duoプロセッサと、Pentium Dプロセッサを搭載したPCで、それぞれExcel 2007などを動作。新プラットフォームでは、消費電力あたりの性能を大幅に向上していることを示すほか、vProプロセッサテクノロジーに対応した各種管理ソフト、セキュリティ関連ソフトのデモストレーション、VMwareなどの仮想化ソリューションなどもデモンストレーションできるようにしている。
「今後は、AMT（アクティブ・マネジメント・テクノロジー）2.5の早期展示や、2007年下期に発表される予定の第2世代のデスクトップ向けプラットフォームとなるWeyBridge（開発コード名）、Xeonによる新たなプラットフォームのCaneland（開発コード名）も、いち早く展示していく予定。社内にショールームを設置したことで、新たなテクノロジーや製品を、リアルタイムで反映することが可能になり、今後増加するvPro対応ソフトも、この場所から世の中に発信していく形になる」（吉田共同社長）とした。 なお、デジタル・エンタープライズ・ショールームの見学希望の申し込みは、DEShowroom@convention-info.netで受け付けている。電話では受け付けていない。 ■ ＵＲＬ インテル株式会社 http://www.intel.co.jp/ プレスリリース http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2007/070524a.htm ■ 関連記事 ・ インテル、vProの利用法などを紹介するショーケースを開設（2006/08/21）
（ 大河原 克行 ）
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