日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は5月25日、Webシングルサインオンソリューションの「HP IceWall SSO 8.0 R2(以下、IceWall SSO)」が、HP-UXプラットフォームの新版「HP-UX 11i v3」環境下において、最高7060ログイン/秒のパフォーマンスを達成したと発表した。
今回の社内検証のシステム環境としては、OSにHP-UX 11i v3、WebシングルサインオンにIceWall SSO、データベースに「Oracle Database 10g Release 2」、サーバーに「HP Integrity rx6600」(デュアルコアのItanium 2プロセッサ×4)を採用。
これにより、最高7060ログイン/秒のWebシングルサインオン性能を達成。1日あたりに換算すると1億人分のログインを可能にするレベルであり、Webシングルサインオンとしては業界最高水準という。ただし、これは読み取り専用時の場合で、読み書き可能時には3030ログイン/秒とのこと。
今回の検証結果の意義について日本HPでは、今回のシングルサインオン構成により、一般生活者が利用するような非常に大規模なシステムのログイン処理にも耐えうることが証明され、シングルサインオンの活用範囲を広げるものだとしている。
なおIceWall SSOの価格は、157万5000円から。
■ URL
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
ニュースリリース
http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2007/fy07-099.html
( 川島 弘之 )
2007/05/25 16:17
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