ソフトバンク・テクノロジー株式会社(以下、SBT)と株式会社アクロディアは5月28日、法人向け携帯電話サービス事業分野で業務および資本提携すると発表した。
法人向け携帯電話サービス事業が拡大するにつれて、高いセキュリティと携帯電話上の業務アプリケーションの充実が重要となっている。こうしたニーズに両社の強みを生かして対応していこうというのが今回の協業目的。
具体的にSBTでは、長年提供してきたメールやグループウェアなどの業務アプリケーションサービスと、ネットワークからアプリケーションのレイヤまで幅広く取りそろえたセキュリティサービスを合わせて、法人向けの携帯電話アプリケーションサービスを提供していく。一方のアクロディアでは、同社開発の携帯電話向けユーザーインターフェイス(UI)プラットフォーム「VIVID UI」によって、グラフィカルでユニークなメニュー、およびアプリケーションの快適な操作性などを提供していく。
こうしたソリューションを組み合わせることで両社は、一般に普及している第3世代の携帯電話を法人の業務端末として利用するためのUI、クライアントアプリケーション、セキュアな利用環境を実現するとともに、基幹システムと接続を行うためのサービスを共同で企画していくとのこと。
またSBTでは本業務提携の締結と同時に、より強固な協力関係を築くため、アクロディアの株式を1000株(発行済み株式総数の1.5%)取得する予定も明らかにしている。
■ URL
ソフトバンク・テクノロジー株式会社
http://www.tech.softbank.co.jp/
株式会社アクロディア
http://www.acrodea.co.jp/
プレスリリース
http://www.acrodea.co.jp/pr/2007/05/post_3.html
( 川島 弘之 )
2007/05/28 18:05
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