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センター側コンピュータは、パッチの保存場所情報のみを保有。パッチ配布サーバー(モジュール配布者)は、パッチとパッチ一覧のみを保有。適用側のコンピュータでパッチの適用が必要かを判断することで、サーバーへの負荷を軽減できる
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クワンティ株式会社は6月15日、同社が保有する特許技術を利用した「パテント利用ビジネス・コーディネーター・プログラム」を開始すると発表した。
今回開始するプログラムでは、同社が保有する「情報処理、ソフトウェア更新システム、ソフトウェア更新方法及びそのプログラム」を利用するもの。同特許技術の特長は、パッチを適用する側にエージェントを組み込むことで、必要なパッチを検知し、パッチの取得から適用までを行える点。パッチの配布と管理を分離できるため、パッチ配布サーバーの負荷を軽減できる。同社では、同特許技術を利用したLinuxシステム向け製品として「Qloc Engine」を用意している。
今回のプログラムでは、1)同特許の利用企業、2)同特許を仲介するコーディネーター、3)Qloc Engineの利用企業、4)Qloc Engineを仲介するコーディネーター、を募集する。同社では、参加資格は特に設けておらず、幅広い企業の参加を求めるとしている。
■ URL
クワンティ株式会社
http://www.qwanty.com/
プレスリリース
http://www.qwanty.com/pressrelease/20070615.html
( 福浦 一広 )
2007/06/18 09:05
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