株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ(NTTPC)は6月22日、VPS(Virtual Private Server)サービス「WebARENA SuitePRO」を拡張すると発表した。2007年10月から開始するリセール展開を見据え、販売代理店向けの機能強化などを行う。
WebARENA SuitePROは、2005年5月から提供しているOSにLinuxを採用したVPSサービス。今回の機能拡張では、HDD容量をこれまでの6GBから20GBに増強するとともに、サーバー自体の信頼性も向上。過負荷を防ぐため、リソースの配分機能を搭載したほか、従来に比べCPUの搭載数を4倍、メモリ容量を2倍に増やした。
販売代理店向けに提供する機能としては、コントロールパネルのカスタマイズ機能を追加。コントロールパネルをフルCSS(Cascading Style Sheets)化し、デザインを全て外部ファイルで設計可能にするとともに、表示するロゴや背景画像などのアップロードや、個々のメニューの表示・非常時も設定できるようにした。
併せて、オリジナルイメージ登録機能を追加。販売代理店が自社のアプリケーションやサービスなどをインストールしたサーバーの設定状態を登録できるようにした。これにより、リセール開始に伴って、販売代理店が再度、自社サービスを一からインストールし直す必要がなくなる。
そのほか、サービスの開通や解約といったオーダーをWebブラウザ上から行えるGUIを用意した。
価格は、従来から据え置きの8820円/月。
■ URL
株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ
http://www.nttpc.co.jp/
プレスリリース
http://www.nttpc.co.jp/press/html2007/200706220900.html
( 川島 弘之 )
2007/06/22 15:45
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