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Windowsプラットフォームやサービスを推進するコミュニティ「Wipse」が設立 |
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Open XMLやSilverlightなどの最新技術を議論
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同コミュニティの目的は、次世代のユーザーエクスペリエンスを普及啓発すること。Windowsプラットフォームやインターネットをベースとしたサービスなどに代表される最新テクノロジや、標準化動向などに注目し、それぞれの分野におけるテクノロジの調査研究、実証実験、ならびにビジネスの促進を行っていく。 こうしたマイクロソフトの技術を取り巻くコンソーシアム活動としては、1990年からスタートした「Windowsコンソーシアム」や、2003年からの「.NETビジネスフォーラム」が存在するが、Wipseはこうした組織や資産を継承した第3弾目のコミュニティと位置づけられる。 .NETビジネスフォーラム事務局長とWipse事務局長を兼任することになるイースト、代表取締役社長の下川和男氏は、Wipseの果たすべき役割を「最新テクノロジーを普及し、インターオペラビリティー（相互運用性）を推進すること」と説明。Wipseは「そのための運用実験やコミュニケーションを行う議論の場を提供するものだ」と語った。 具体的に取り扱われる最新テクノロジは、Microsoft Office 2007の標準データ形式として採用された次世代XML「Open XML」、Virtual EarthなどのWeb APIを提供する「Windows Live API」、クロスブラウザ・クロスプラットフォームに対応する次世代Webプラグイン「Silverlight」、サーバー構築・運用の手法を体系化する「WSSRA（Windows Server System Reference Architecture）」の4つ。Wipse自体も、これらをテーマとした4つの部会に分化し、ソーシャルネットワークやブログ、メーリングリストなどを利用して、活動を行っていくという。 .NETビジネスフォーラムからの既存メンバーを含めると、現在すでに40社の企業が賛同。今後も参加企業を募る方針だ。事業部門ごとに参加することも可能で、年会費は6万円。 なお発表会では、Open XMLをいち早く利用した実際のソリューションや、Sliverlightのデモなどが行われた。Open XMLを利用したソリューションとして紹介されたのは、スカイフィッシュのOpen XML文書の読み上げツール「Open XML Reader（仮称）」、アプレッソのOpen XMLを利用したアプリケーション連携、インディゴのWord文書部品化ソリューション「DocuDyne」の3つ。
またマイクロソフトは、Silverlightで構築されたデモサイトを紹介。デベロッパー＆プラットフォーム統括本部の鈴木章太郎氏は、「Silverlight 1.0は2007年夏ごろにはリリースする予定。今以上のRIA（Rich Interactive Application）を実現できるようになるとともに、アプリケーションを1つ作るとさまざまな環境で動作させることができる夢のような時代が来る」と語った。
■ ＵＲＬ Wipse http://wipse.jp/ マイクロソフト株式会社 http://www.microsoft.com/japan/ 株式会社スカイフィッシュ http://www.skyfish.co.jp/ 株式会社アプレッソ http://www.appresso.com/ インディゴ株式会社 http://www.indigo.co.jp/ ニュースリリース http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3110
（ 川島 弘之 ）
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