日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は7月9日、DB2ビジネス・パートナー向けの新施策を発表した。XMLに関する技術支援を行う「XMLイノベーション・センター」を新設するとともに、技術、販売の両面から、DB2関連ソリューションを促進するプログラムを提供する。
XMLの普及の促進には、XMLに関するスキル向上と適用に要する時間とコストの削減が課題となっている。日本IBMでは、この課題を解決するため、XMLデータの活用に関する情報やノウハウを共有し、技術力の強化を支援する施設「XMLイノベーション・センター」を新設。同日より稼働を開始するとした。
また、DB2の技術支援を提供する専任チームと窓口をインフォメーション・マネージメント事業部内に新設。アプリケーション開発やXMLデータモデルに関するガイドをはじめ、DB2のXML技術に関するノウハウを提供していく。
これらに合わせて、DB2 9ビジネスパートナー企業10社もそれぞれの拠点に、「XMLイノベーション・センター」および「DB2 9販売チーム」を設置するという。
そのほかマーケティング支援策として、日本IBMソフトウェア事業の担当営業員が、無償でマーケティングプラン作成を支援する「ValueNetプログラム」を同日より開始。パートナー企業のセミナー開催やカタログ作成などを共同で行う。
DB2の概要、Q&Aコーナーのほか、参加パートナー各社が提供しているDB2対応の製品・ソリューションを紹介する、DB2パートナー専用のWebサイトも設置するとのこと。
■ URL
日本アイ・ビー・エム株式会社
http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース
http://www-06.ibm.com/jp/press/20070709001.html
( 川島 弘之 )
2007/07/09 13:05
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