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マイクロソフト、Windows Server 2008のラウンチイベントを2008年4月15日に開催

SQL Server 2008・Visual Studio 2008も同日発表

4月15日に3製品の発表イベントを開催

同社代表執行役社長のダレン・ヒューストン氏
 マイクロソフト株式会社は8月21日、次期サーバーOS「Windows Server 2008」、次期データベース製品「SQL Server 2008」、次期統合開発環境「Visual Studio 2008」の各日本語版の発表イベントを2008年4月15日に行うと発表した。あわせて、ソフトウェア開発パートナーに対する支援策も発表した。

 4月に行われる発表イベント「the Microsoft Conference 2008」は、企業向けの製品やソリューションを紹介する同社主催のカンファレンス。同社代表執行役社長のダレン・ヒューストン氏は、「マイクロソフトはプラットフォームソフトを中心としたソフトウェアの会社。パートナー企業の協力なくして成功しない」とし、3製品の発表イベントを一度に行うことで、パートナー各社が対応ソリューションを提供しやすい環境を用意したと説明。「Windows Server 2008およびVisual Studio 2008の2製品は、ボリュームライセンスユーザーに対して年内に提供を予定している」(ヒューストン氏)と、製品そのものは先行して提供されると述べた。なお、製品の出荷開始日に関しては発表されていない。

 同日発表されたソフトウェア開発パートナーに対する支援策として、最新版のソフトウェアへの早期対応を実現するためのプログラム「マイクロソフトイノベートオンプログラム」を開始する。同プログラムでは、各種技術情報の提供のほか、セミナーやトレーニングの提供、テクニカルラボ環境の提供、製品テスト・ロゴ取得テストの支援、同社との共同マーケティング活動などが行われる。ロゴ取得プログラムに関しては、自己テストで対応製品であることを証明する「Works with Windows Server 2008」が新たに提供される。

 またWindows Server 2008ベータ版評価ユーザーのためのコミュニティサイト「The FACE of Windows Server 2008」も同日開設された。同社サーバープラットフォームビジネス本部業務執行役員 本部長の五十嵐光喜氏は、「同サイトは世界各国で展開されており、今回日本語版サイトを開設した。他の開発者を肌で感じられるように工夫している」と紹介。参加者の顔写真を合成した各国ごとのFACE機能など遊びの要素も組み込まれている。

 そのほか、Itaniumプラットフォーム対応のソフトウェア開発を促進するため、Itanium Solutions Allianceと共同で「検証2008」プログラムを同日より開始する。同プログラムでは、Windows Server 2008 Itanium-based Systemsベータ版をインストールしたItanium搭載サーバーの無償貸し出しのほか、無償サポートの提供、検証済みアプリケーションのプロモーション、SQL Server 2008 for Itanium-based Systemsベータ版の無償貸し出しなどが行われる。


パートナー支援策 同日公開されたWindows Server 2008ベータユーザー向けコミュニティサイト


URL
  マイクロソフト株式会社
  http://www.microsoft.com/japan/
  プレスリリース
  http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3160
  http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3163
  http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3164
  The FACE of Windows Server 2008
  http://www.microsoft.com/japan/faces/


( 福浦 一広 )
2007/08/21 15:03

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