Enterprise Watch
最新ニュース

マイクロソフト、中堅・中小向けのIT導入促進キャンペーン

OfficeやServer CAL、ウイルス対策ソフトなどを値引き

 マイクロソフト株式会社は9月3日、中堅中小企業のIT利活用促進に向けた取り組みとして、「中堅中小企業向けIT活用応援キャンペーン」を同日より順次実施すると発表した。「Plan-J」に呼応する中小規模事業所向けIT支援施策「全国IT推進計画」を強化する一環として行われる。

 今回のキャンペーンではまず、ボリュームライセンスプログラム「オープンライセンス」の初回購入ライセンス数を、従来の5ライセンスから3ライセンスに引き下げる。期間は9月3日から12月28日まで。

 また、ソフトウェアアシュアランス(SA)とライセンスがセットになった中小向けボリュームライセンスプログラム「オープンバリュー」とオープンライセンスにおいて、一部製品の価格を割り引くキャンペーンも実施する。対象は、Office Professional Plus 2007(15%引き)、Groove 2007(50%引き)、ウイルス対策ソフト「Forefront Client Security」(25%引き)、統合管理ツール「System Center Essentials」(50%引き)など。Windows Server 2003のCAL(クライアントアクセスライセンス)も、ライセンス&SAもしくはSAのみ購入の場合に30%引きとなる。期間はいずれも9月3日から12月28日まで。

 さらに、グループウェア製品の導入を促進するため、Exchange Server 2007もしくはOffice SharePoint Serverの購入CAL数に応じたギフト券を提供する。対象は、オープンライセンス/オープンバリューの両ライセンスプログラムにおいて、同一プロダクトのCALとサーバーライセンスを同時購入したユーザー。3~20ライセンスの場合は2万5000円分、上限となる151~200ライセンスでは80万円分のギフト券が提供され、購入パートナー企業で利用できる。期間は、申し込みCAL数が2万5000ライセンスに達するまで。

 なお今回は同時に、IT利活用の啓発を目的として、中堅中小企業向けソリューション提案雑誌「IT's POWER」を創刊するほか、同キャンペーンで提供している製品の導入・活用に関するセミナーを全国50カ所で実施するとのこと。



URL
  マイクロソフト株式会社
  http://www.microsoft.com/japan/
  プレスリリース
  http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3173

関連記事
  ・ ボリュームライセンスを知るとマイクロソフト製品が安くなる?・第一回(2007/01/22)


( 石井 一志 )
2007/09/03 17:02

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.