エントラストジャパン株式会社と株式会社三技協は9月4日、複数の認証方式を備えたリモートアクセス環境の構築で技術提携すると発表した。両社の製品を組み合わせたパッケージ製品として、9月中旬から販売を開始する。
今回の提携では、三技協のUSB認証キーを採用するリモートアクセス製品「PlatformV System」と、エントラストジャパンの複数の認証方式を利用できる認証ソリューション「Entrust IdentityGuard」を組み合わせて、安全度の高いリモートアクセスソリューションの提供をめざす。それぞれの製品を単独で組み合わせるよりも低価格となるため、中小規模の企業でも導入が可能になるとのこと。
Entrust IdentityGuardは、乱数表、ハードウェアトークン、機器認証、ナレッジベース認証、アウトオブバンド認証などの6種類のユーザー認証機能と、乱数表、イメージ、メッセージなどの4種類の相互認証機能を兼ね備えた製品。今回は、このうち乱数表を使った認証方式を採用。PlatformV Systemが持つUSBキーとID・パスワードによる認証と組み合わせることで、複数の認証方式をサポートするとしている。
両社では技術提携のみならず、中小規模から大規模企業に対して、共同で製品販売および販促活動を行っていく予定。
■ URL
エントラストジャパン株式会社
http://japan.entrust.com/
株式会社三技協
http://www.sangikyo.com/jp/
ニュースリリース
http://japan.entrust.com/news/2007/0904.html
( 川島 弘之 )
2007/09/04 17:17
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