日本電気株式会社(以下、NEC)と日本BEAシステムズ株式会社(以下、日本BEA)は10月30日、NECのシステム性能測定・分析ツール「SystemDirector mevalet」の販売促進活動で協業すると発表した。大規模ミッションクリティカルシステムを中心とする、企業基幹システム向けとして本格的に展開する目的で行われる。
SystemDirector mevaletは、システム性能の分析・測定を支援するツール。性能問題の早期発見と性能問題の発生を未然に防ぐとともに、プロセスの振る舞いを可視化して、ボトルネック解析の工数を半減させられるという。
今回の協業に伴い日本BEAは、有力顧客への共同システム提案活動、セミナーや展示会での紹介などの施策を通じて、主力製品「BEA WebLogic Server」を初めとするWebLogic製品群と組み合わせ、同製品の販売促進活動を実施する。日本BEAではまず、11月2日に開催するイベント「BEA Japan Forum 2007」で製品と適用事例を紹介する予定だ。
一方NECでは、日本BEAに対し製品情報の提供、導入/サポート支援を行うとのことで、こうした施策などによって、今後3年間で100ライセンスの販売を見込む。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
日本BEAシステムズ株式会社
http://www.beasys.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0710/3001.html
( 石井 一志 )
2007/10/30 16:34
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