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マイクロソフト、Windows Vista SP1で海賊版対策機能を強化 |
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マイクロソフト株式会社は12月4日、Windows Vistaにおける海賊版ソフトの流通防止対策を強化すると発表した。Windows Vista Service Pack 1（SP1）において、Windows Vistaのライセンス認証プロセスに対する2つの既知の悪用手段を無効化する仕組みを盛り込むほか、Windows Vista SP1およびWindows Server 2008において、正規システムと偽造システムとのユーザーエクスペリエンスを差別化する方法を検討しているという。 Windows Vistaには最初から偽造対策プログラム「WGA（Windows Genuine Advantage）」が組み込まれており、Windows XPよりは偽造に対する難易度は高くなっているが、現在でも偽造バージョン生成はまだ行われている。そこでマイクロソフトでは、OEM BIOSを悪用する手法と、インストールとライセンス認証の間の“猶予期間”をリセットする手法については、Windows Vista SP1で対策を取るとしている。 なお現在のWindows Vistaでは、偽造品と判断した場合に機能を一部制限する機能制限モードを導入していた。しかしWindows Vista SP1では、これらの悪用手段が使用されていると認識された場合に、システムが非正規であるという警告を表示し、正規システムの入手法を案内するというアプローチに変更されるとのこと。 ■ ＵＲＬ マイクロソフト株式会社 http://www.microsoft.com/japan/ プレスリリース http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3291 ■ 関連記事 ・ マイクロソフトが海賊版対策機能を強化－Windows XPの自動更新時にも適用（2007/02/20）
（ 石井 一志 ）
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