日本電気株式会社(以下、NEC)は12月17日、米Red Hatとの強力により、「Red Hat Test System」(以下、RHTS)の社外テストラボ「Partner Lab」を自社内に開設したと発表した。同ラボの開設は、国内で初めてという。
RHTSは、Red Hatの主力製品であるRed Hat Enterprise Linuxの開発・評価・検証を行うテストシステムで、同OSの新バージョン/新アップデートやセキュリティパッチなどのテストを行っている。NECが今回開設したPartner Labは、米国マサチューセッツ州にあるRed HatのRHTSとネットワークで接続されており、同社の技術者がネットワークを介してアクセスし、NEC製サーバー上で各種作業をリモートから実施できるようになっている。
これによって、Red Hatではテスト環境の管理やメンテナンスの負荷が軽減されるほか、NECでは、まだ公開される前の新バージョンやセキュリティパッチが評価できるようになり、当該ソフトがリリースされた時点で、すぐに適用可能になるメリットがあるとのこと。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0712/1701.html
( 石井 一志 )
2007/12/17 18:08
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