Enterprise Watch
最新ニュース

IE7のWindows XP向け自動更新が2月13日よりスタート


 マイクロソフト株式会社は2月4日、Windows XP SP2とWindows Server 2003 SP2向けに、Webブラウザ「Internet Explorer 7(IE7) 日本語版」の自動更新機能による配布を、2月13日より開始すると発表した。自動更新だけでなく、Windows UpdateやMicrosoft Update、Windows Server Update Servicesにおいても2月13日付で公開される。

 IE7は、マイクロソフトが提供している最新のWebブラウザソフト。機能面では、同社のWebブラウザとして初めてタブブラウジングに対応したほか、RSSフィード機能の追加、印刷機能の強化などが行われている。またセキュリティ面も強化されており、フィッシング対策機能の追加、ActiveX管理機能の強化など、さまざまなセキュリティ関連の機能が追加された。

 このように機能面では進化しているIE7だが、特に企業での使用においては、Webアプリケーションの互換性などで問題を起こす可能性があるため、マイクロソフトでは管理者向けに「Internet Explorer 7 Blocker Toolkit」(英語版)を用意。自動更新、Windows Update、Microsoft Updateによって、IE7が優先度の高い更新プログラムとして配布されることを防止できるようにしている。

 なお自動更新を通じて配信された場合でも、必ずインストールの確認を求めるようになっていることから、ユーザー自身がインストールを拒否することも可能。さらには、一度IE7をインストールした場合でも、Internet Explorer 6(IE6)に復旧することができる。



URL
  マイクロソフト株式会社
  http://www.microsoft.com/japan/
  プレスリリース
  http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3344
  Internet Explorer 7の自動更新による配布
  http://www.microsoft.com/japan/technet/updatemanagement/windowsupdate/ie7announcement.mspx
  自動更新告知サイト
  http://www.microsoft.com/japan/windows/products/winfamily/ie/au/default.mspx


( 石井 一志 )
2008/02/04 16:46

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.