ユニアデックス株式会社と三井物産セキュアディレクション株式会社(以下、MBSD)は2月29日、IT統制サービス推進のため協業を強化すると発表した。MBSDからユニアデックスへ一部事業の移管を行うとともに、4月1日より共同で「内部統制ログレポートサービス」を提供する。
両社は、従来から「不正アクセス監視」及び「脆弱性検査」の分野で協業し、共同でサービス提供を行ってきた。今回の協業強化では、MBSDが国内販売代理店として展開してきた仏Criston Software製PC管理ソフトの販売事業を、3月1日付けでユニアデックスへ移管する。同製品は、PCのパッチ導入履歴やソフトのライセンス状況などを一元的に管理するソフトで、「IT統制管理ツールとして欠かせないもの」(ユニアデックス)という。
併せて、内部統制ログレポートサービスを新たに共同で開始する。MBSDが行ってきた日本版SOX法コンサルティングサービスに、付加価値としてログ取得とレポート化を追加。ユニアデックスのシステム構築力・保守力などを組み合わせて提供する方針だ。
サービス内容は、監査対象システムのユーザー追加/削除、およびソフトの構成変更などについて、監査時に必要な実施報告書と付き合わせるログレポートを第三者として作成。実際の変更履歴データの収集/加工、およびレポート化をユニアデックスのSOC(Security Operation Center)にて共同実施する。
■ URL
ユニアデックス株式会社
http://www.uniadex.co.jp/
三井物産セキュアディレクション株式会社
http://www.mbsd.jp/
ニュースリリース
http://www.uniadex.co.jp/news/syosai/n1_20080229.html
( 川島 弘之 )
2008/02/29 12:54
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