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サイボウズ、創業の地・松山に新オフィス-5年後に100名体制めざす


 サイボウズ株式会社は3月3日、創業の地である愛媛県松山市と連携し、製品開発とサポートセンターの機能をもつ「松山オフィス」を同日開設すると発表した。製品開発の強化とサービス品質の向上をめざすとともに、創業の地への感謝の気持ちを込め、IT専門要員の育成と採用の支援にも取り組むとしている。

 サイボウズは1997年に松山に設立され、グループウェアの開発・販売を主事業とする企業。東京本社では、開発約90名、サポートセンター約20名の体制で業務を行っている。松山オフィスには、これらの業務を強化するため「松山開発部」と「松山サポートセンター」が新設される。

 松山開発部では、製品開発と品質検査を行う予定。直近では、Webデータベース「サイボウズ デヂエ」の新版開発も計画されている。松山サポートセンターでは、ユーザーからの電話やメールでの問い合わせに対応する。

 松山オフィス設立に当たって、松山市から事業所新設のための奨励措置「企業立地促進奨励金制度」や、オフィスの家賃や採用促進のための補助を受ける予定。そのほか、現地での情報収集や手続きなどに関するアドバイスなどの支援も受けており、サイボウズでは、これが低コスト・短期間でのオフィス開設につながったとする。

 今後は、愛媛大学とも連携し松山オフィスの拡大をめざす方針。具体的には、共同研究や専門技術者による講演会の実施、同オフィスへの採用促進などを行っていく。

 なお、当初は10名強の体制でスタート。5年後には100名体制にまで規模を拡大する予定だ。



URL
  サイボウズ株式会社
  http://cybozu.co.jp/
  松山市
  http://www.city.matsuyama.ehime.jp/
  プレスリリース
  http://group.cybozu.jp/news/08030301.html


( 川島 弘之 )
2008/03/03 12:12

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