株式会社理経は3月10日、米Verdasysの情報漏えい防止ソリューション「Digital Guardian」について、日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)と国内における代理店契約を締結したと発表した。
Digital Guardianは、企業内のログ管理を行う情報漏えいソリューション。業務内容、部門、アプリケーションなどの分野ごとに必要なログデータを検索・編集し、自動的にサマリレポートを生成することができる。最新版のバージョン5.0では、暗号化対応、ポリシーの追跡適用機能、ファイル内部のコンテンツ検知機能など、国内ユーザーから要望の多い情報漏えいおよび日本版SOX法への対応が強化されているという。
理経では、2003年より国内総代理店として同製品を販売。2007年12月にはVerdasysと日本・東南アジア12カ国での総販売代理店契約を締結している。この事業拡大に伴い、国内における販売力を強化するため日本HPとの協業を決定。さらに取り組みを強化していく。なお理経では従来より、代理店数を大幅に拡大する方針を打ち出しており、今後も順次拡大していく予定だ。
一方、以前よりセキュリティビジネスを推進してきた日本HPでも、内部統制や日本版SOX法などの動きを商機拡大の流れととらえ、さらに取り組みを強化。その一環として、Digital Guardianの取り扱いを決め、特に金融・製造業向けの情報漏えい防止ソリューションとして積極的に販売を開始する。
■ URL
株式会社理経
http://www.rikei.co.jp/
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
ニュースリリース
http://www.rikei.co.jp/new/release_detail/592.html
( 川島 弘之 )
2008/03/10 14:34
|