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CTOとパスロジ、SBC型シンクライアントとトークン不要のOTP認証で協業
CTO株式会社とパスロジ株式会社は4月3日、シンクライアントとワンタイムパスワード(OTP)認証で協業すると発表した。CTOの「DIDシンクライアントソリューション」と、パスロジのOTP製品「PassLogic」を組み合わせることで、高いセキュリティを実現する。
DIDシンクライアントソリューションは、SBC(Server Base Computing)方式のシンクライアント製品。OSやアプリケーション、ドライバなどのソフトをあらかじめ仮想ディスクイメージ(DID)としてサーバー上に作成し、それらをクライアントPCに配信することで、シンクライアント環境を実現する。
一方のPassLogicは、「乱数表」を使って認証を行うOTP製品。乱数表には数字が並んでおり、アクセスするたびにその配列が変化する。ユーザーはあらかじめ乱数表の中から好きな位置と順番を記憶しておき、ランダムに表示された乱数表の中から該当する数字を入力する。このため専用トークンが不要なのが特長。また複数のアプリケーションの認証を統合する機能も備えるため、シングルサインオンを実現することもできるという。
両社はこれらの製品を連携し、シンクライアントやOTP認証の市場を開拓する方針。営業活動など協力して行っていくとしている。
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URL
CTO株式会社
http://www.cto.co.jp/
パスロジ株式会社
http://www.passlogy.com/
プレスリリース
http://www.passlogy.com/release/080403.html
( 川島 弘之 )
2008/04/03 11:53
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