またTSゲートウェイでは、「外出先から社内ネットワークにアクセスする際に、これまでのようにVPNを張る必要がなく、RDP over HTTPSによる通信が可能。これにより、社外から社内のPCのリソースを使う場合に、これまではVPN接続してターミナルサービスを使って、と設定もややこしくなりがちだった環境を改善できる。さらに、この機能を使って外部からアクセスした際にも、NAP機能をシームレスに利用できるのもポイントだ。さまざまな要素が関連しあう複雑な環境でも、手間いらずの管理が実現する」とした。
藤本マネージャは、「Server 2008とVistaの導入を推進するため、こうした支援活動も着々と進んでいる。数字で示せば、トレーニング参加エンジニアは約1万4000名、MCTS資格者は1000名以上、アプリ開発支援プログラムへのISV参加者数は336社、Windows Vista Ready PCは9社から155モデルも発表されている」と成果に言及。4月15日のServer 2008発表に向け、同日に「the Microsoft Conference 2008」を予定するなど、今後もさらなる訴求活動に注力していく意向を見せた。