米Microsoftは4月29日(米国時間)、同日より提供開始を予定していたWindows XP Service Pack 3(SP3)の提供を延期することを明らかにした。日本法人の広報部門によると、国内での提供開始時期もまだ未定という。
提供延期は、企業向けソフトウェア「Dynamics Retail Management System(RMS)」との互換性に問題が生じたのが原因。MicrosoftではWindows Updateにフィルタを設け、Dynamics RMSのユーザーへ配信を行わないような仕組みを整えた後で、公開を開始する予定という。またこの問題では、すでに提供が開始されているWindows Vista Service Pack 1(SP1)も影響を受ける。