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ゆうちょ銀行が日本ベリサインのEV SSL証明書を導入
日本ベリサイン株式会社は5月16日、株式会社ゆうちょ銀行がEV SSL証明書を導入したことを発表した。
ゆうちょ銀行では、5月19日より「ゆうちょダイレクト」に「ベリサイン グローバル・サーバID EV」を導入。フィッシング詐欺などのオンライン犯罪から顧客を守る安全性の高いオンラインバンキングサービスを提供するという。
EV SSL証明書は、これまでのSSLサーバー証明書に比べ、より厳格な企業認証を行って発行される。このため実在性の不確かな企業は取得しにくく、例えばフィッシング詐欺サイトにおいて、SSL証明書を導入して偽の安全性を演出するような、巧妙な詐欺手口が防止できると期待されている。
また、アクセスしたWebサイトが安全であるとエンドユーザーが直観的に判断できるよう、Webブラウザのアドレスバーを緑色に変色する機能も特長。例えば、SSL証明書の有効期限が切れているWebサイトやフィッシング詐欺のブラックリストに載っているWebサイトでは、黄色や赤色に変化することで、危険性も分かりやすく警告してくれる。
ベリサイン製のEV SSL証明書を導入する金融機関は、現在すでに10社以上。主だったところでは、みずほ銀行、三井住友銀行、ソニー銀行、松井証券、三菱UFJ証券などが導入している。
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URL
日本ベリサイン株式会社
http://www.verisign.co.jp/
株式会社ゆうちょ銀行
http://www.jp-bank.japanpost.jp/
プレスリリース
http://www.verisign.co.jp/press/2008/pr_20080516.html
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