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ソフトバンクIDC、省エネ活動を加速するため「The Green Grid」に加盟
ソフトバンクIDC株式会社は5月22日、「The Green Grid」に加盟すると発表した。データセンター専業事業者としては初めてという。また独自の取り組みも通じて、データセンターのグリーン化をより一層推進していく。
ソフトバンクIDCでは、データセンター設備を全面改修し、空調効率の最適化と高集積サーバー対応ラック「ColdMall」を提供。外気空調の活用や送風抵抗を最小限にする建築構造を採用するなど、以前よりエネルギー高効率化に独自に取り組んできた。
今回、この取り組みをさらに強化するため、The Green Gridに加盟する。The Green Gridとは、米国のIT企業を中心に2007年2月に設立された非営利団体。データセンターや企業向けIT機器のエネルギー効率改善を推進することを目標に、データセンターの設計・構築・運用の最適モデル策定のほか、IT機器のグリーン化推進などを行っている。これに加盟することで、The Green GridとソフトバンクIDCの技術を組み合わせるなど、さらに環境配慮の取り組みを加速する方針だ。
また、新しい独自の取り組みとして、大規模な改修を行わずに既存データセンター設備の空調効率を改善する冷却方式の実証実験に取り組んでいるほか、太陽光発電の採用、排熱の効果的活用など、さまざまな検討を開始しているとのこと。
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URL
ソフトバンクIDC株式会社
http://www.sbidc.jp/
ColdMall
http://www.sbidc.jp/topics/coldmall/coldmall.html#
プレスリリース
http://www.sbidc.jp/pressrelease/2008/20080522001.html
( 川島 弘之 )
2008/05/22 18:51
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