日本デジタルオフィス株式会社、マイクロソフト株式会社、および大日本印刷株式会社(以下、DNP)の3社は6月16日、Webドキュメントソリューション分野において協業すると発表した。日本デジタルオフィスが情報サイト構築・活用システムの新版「DO!Cat Server」を提供開始するに伴い、製品連携の強化や共同プロモーションを行っていく。
DO!Cat Serverは、さまざまなフォーマットのドキュメントをイントラネットなどに自動公開するシステム。マイクロソフト製品との多彩な連携機能が特徴で、SQL Server上のデータを自動的にドキュメント化して公開したり、SharePoint Serverのドキュメント管理機能と連携して、DO!Cat Serverで公開するコンテンツに承認フローを採り入れたりすることが可能。そのほか、Microsoft Search Serverを利用したページ単位の検索機能なども連携機能として挙げられる。
同製品の提供開始に伴い、日本デジタルオフィスとマイクロソフトは連携機能を強化。DO!Cat ServerにおけるAdobe FlashやPHPを利用している部分を、Silverlight/.NETに移行していくための開発作業や技術支援を行っていく。
さらに、SharePoint Serverのソリューション提供を積極的に行うDNPも加わることで、3社共同のセミナーおよびプロモーションを共同実施していく。セミナーは7月以降の1年間に、東京で5回、大阪で3回、名古屋で1回実施する予定。プロモーションとしては、年間を通じて共同広告・イベント出展などを実施することで、Webドキュメントソリューションの有効性の認識向上を目指す。
なお、DO!Cat Serverの価格は、400万円(税別)からで、3社は初年度80社への導入を見込む。
■ URL
日本デジタルオフィス株式会社
http://www.digital-office.co.jp/
マイクロソフト株式会社
http://www.microsoft.com/japan/
大日本印刷株式会社
http://www.dnp.co.jp/
プレスリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3469
( 川島 弘之 )
2008/06/16 17:20
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