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TISと日本HP、OSSを用いたBPMシステムの提供で協業 |
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TIS株式会社と日本ヒューレット・パッカード株式会社（以下、日本HP）は8月7日、オープンソースソフトウェア（OSS）を用いたビジネスプロセス管理（BPM）分野で協業すると発表した。この協業では、Red Hatの「JBoss jBPM」をベースにしたBPMソリューション「e-ProcessManager」と、日本HPのx86サーバー「HP ProLiant」を組み合わせることで、従来は非常に高価だったBPMシステムを、安価に提供するという。 TISでは、ワークフロー開発フレームワークであるe-ProcessManagerを独自に開発したほか、BPMシステム導入のコンサルティングやインプリメンテーション、基幹情報システムのライフサイクル全般にかかわるSIなどを手掛けている。一方の日本HPでは、Red Hatとともに世界レベルでOSSビジネスを展開してきた実績を持つ。 具体的な協業の中身としては、両社が取り組んできたこれまでの実績やノウハウを生かし、JBoss jBPMを中心とした製品検証、OSやハードウェアの組み合わせやベンチマーク、サイジングなどを共同で実施していく。また、その結果は文書として公開するとのこと。さらにTISは、これらの検証結果をもとに顧客に最適なシステムの提案や構築といったサービスを提供していくとした。 なお、両社ではこの協業に先がけ、Windows Server環境上で動作するBPMシステムを構築し、医療用検査機器・試薬を手掛けるシスメックスに、経理・総務・勤怠のシステムを納入しているとのことで、今後もビジネスの拡大を図っていく考えである。 ■ ＵＲＬ TIS株式会社 http://www.tis.co.jp/ 日本ヒューレット・パッカード株式会社 http://www.hp.com/jp/ ニュースリリース http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2008/fy08-153.html
（ 石井 一志 ）
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