基調講演では、「ぐるめっと.com」という架空の企業を例に、同社のテクノロジーを利用することで得られる新しいユーザーエクスペリエンスを紹介。Silverlightを利用したリッチなUIのほか、SQL Server 2008で新たにサポートされた空間データ型を利用した地図検索システムなどを紹介。企業サイトへのアクセス管理に、SQL Server 2008のBI機能を利用するなどのデモが行われた。
Dynamic ITの構成要素となる次世代データセンターと次世代アプリケーション
Dynamic ITによりITプロ、開発者、エンドユーザーの生産性を向上
Dynamic ITが実現するイノベーションの数々
東芝セミコンダクター社 技術企画グループ技術プラットフォーム構築担当グループ長の伊藤篤生氏
基調講演には、株式会社東芝セミコンダクター社がSQL Server 2008の早期導入企業として登壇。同社技術企画グループ技術プラットフォーム構築担当グループ長の伊藤篤生氏は、「もともとSQL Server 2005を利用しており、十分満足していたのだが、SQL Server 2008で搭載されたセキュリティ機能に関心を持ち、早期導入プログラムに参加した。セキュリティ機能に関心を持ったのは、ISO27001に取り組んでいたためで、特権管理に、SQL Server 2008の監査機能とSystem Center Operations Managerが有効だった。変更管理に関しては、SQL Server 2008のポリシー管理とSystem Center Configration Managerが有効だった。そのほか、事業継続管理では、SQL Server 2008の暗号化とSystem Center Data Protection Manager、System Center Virtual Machine Managerが有効だった」と述べた。