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OKI、セキュリティ事故に備えた組織「OKI-CSIRT」を設置 |
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沖電気工業株式会社（以下、OKI）は9月4日、セキュリティ事故への予防対策を強化するため、「組織内CSIRT（Computer Security Incident Response Team）」である「OKI-CSIRT」を設置した。併せて、日本シーサート協議会に加盟。国内のほかのCSIRTと連携を図り、セキュリティインシデントの防止活動と、事故が発生した場合の早期対応などを行っていく。 組織内CSIRTとは、組織の内部で発生するセキュリティインシデントに対応するための組織。OKIでは、さまざまなセキュリティ攻撃から企業を守るためには、従来のセキュリティ対策だけでは不十分と判断し、OKIネットワークインテグレーションの技術者を中心に、JPCERT/CCのアドバイスを受けながら、専門の対応組織としてOKI-CSIRTを設置した。 同時に日本シーサート協議会にも加盟し、より強固な体制を整える方針。同協議会は、日立の「HIRT」、IIJの「IIJ-SECT」、ラックの「JSOC」、NTTの「NTT-CERT」、ソフトバンクBBの「SBB-SIRT」、JPCERT/CCが発起人となって設立された団体。セキュリティを脅かす事態への対応を行うCSIRTの活動支援、ならびに関連組織との綿密な連携体制の構築などを目的に活動している。 OKIでは、OKIグループの顧客に発生したセキュリティインシデントにも、技術支援を行える体制を整えていく方針とのこと。 ■ ＵＲＬ 沖電気工業株式会社 http://www.oki.com/jp/ プレスリリース http://www.oki.com/jp/press/2008/09/z08073.html
（ 川島 弘之 ）
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