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経理・財務でExcelを使いこなすスキル検定、2009年3月までに開始


 日本CFO協会、TAC株式会社、株式会社レジックス、マイクロソフト株式会社は9月18日、Excelを活用した財務モデリングトレーニングおよびスキル検定試験を実施すると発表した。

 経理・財務業務をはじめ、企業のさまざまな業務における計算処理および手続きのモデリングにExcelが活用される一方で、利用者の多くが、OJTや機能解説書など限定的な手段で学習しているのが現状。このため、Excel習得やモデルの検証、引き継ぎが困難といった状況が生まれているという。

 そこで4社は、Excelスキル向上を目指して協業。現在、日本CFO協会が提供している経理・財務スキル検定(FASS検定)の一環として、Excelを使った財務モデリングスキルを評価するための試験を、2009年3月までに開始するとした。

 これに併せ、TACが開講している「財務モデリング講座」を拡張し、日本CFO協会が実施する試験に対応したトレーニングとして提供する予定。同講座は、財務モデリングについて何をどう習得すべきかを体系化し、関数や機能ではなく、変数の取り扱い方や数式の作成思想など、伝承が困難な「考え方」の部分を重視しているのが特長という。2001年10月の開講以来、受講者は急速に増えているとのことで、間もなく通信講座も開始する予定となっている。なお同講座の講師を、レジックス代表取締役の岡崎京介氏が務めている。

 マイクロソフトは、新たなスキル検定試験の調査、開発を行う検討委員会へ参画し、セミナーやプロモーション活動を通して、Excelを使ったモデリングの理解促進や普及をサポートする。



URL
  日本CFO協会
  http://www.cfo.jp/
  TAC株式会社
  http://www.tac-school.co.jp/
  マイクロソフト株式会社
  http://www.microsoft.com/japan/
  マイクロソフト
  http://www.microsoft.com/japan/business/peopleready/finance/
  プレスリリース
  http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3529


( 川島 弘之 )
2008/09/18 18:44

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