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NS Solutionsと日本オラクル、アプリ基盤の統合を共同検証 |
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新日鉄ソリューションズ株式会社（以下、NS Solutions）と日本オラクル株式会社は12月2日、アプリケーション基盤の統合や仮想化の先端的検証を行う施設「NS Solutions＆Oracle WebLogic Competence Center（以下、WebLogic CC）」を共同設立すると発表した。両社、ならびに米Oracleのエンジニアが連携し、技術ノウハウをベースに、コンサルティング・設計の段階から、実際の構築・運用保守までワンストップで提供する。 2005年にも両社は、「Oracle Application Server 10g Solution Center」を共同設立し、多くの検証、構築経験を積み重ねてきたという。ここで培われたノウハウを生かして、WebLogic CCではシステム性能、拡張性、可用性、運用管理性のさらなる向上を追及。アプリケーションサーバー製品「Oracle WebLogic Server」を中核とした最新技術の検証などを行っていく。 具体的なサービスも予定しており、1）最適化コンサルティング・サービス、2）Proof Of Concept（概念実証）サービス、3）性能チューニング・サービス、4）マイグレーション・サービスなどを提供する方針。 1）では、インメモリデータグリッド基盤「Oracle Coherence」、統合運用管理ツール「Oracle Enterprise Manager」、仮想化ソフト「Oracle VM」などを連携。統合アプリケーション性能・可用性の最大化、将来に向けた拡張性の確保、運用管理性の向上、IT投資の効率化を実現するとしている。価格は個別見積もり。 2）では、実際の顧客アプリケーションに基づいて性能検証を行い、サイジングやキャパシティプラニングを実施する。価格は100万円からで、期間は1週間程度。 3）では、ミドルウェアとデータベースのトータル評価によるチューニングに加え、高速Java Virtual Machine「JRockit」、および「JRockit Real Time」を活用して性能最適化を行う。価格は200万円からで、期間は2週間程度。 4）では、既存のアプリケーションサーバー環境を評価し、Oracle WebLogic Serverへの以降に関するコンサルティングから、実際のマイグレーションまでを行う。価格は個別見積もり。 これらのサービスによりNS Solutionsは、初年度5億円、3年後に10億円の売り上げをめざす。 ■ ＵＲＬ 新日鉄ソリューションズ株式会社 http://www.ns-sol.co.jp/ 日本オラクル株式会社 http://www.oracle.co.jp/ ニュースリリース http://www.oracle.co.jp/news_owa/NEWS/news.news_detail?p_news_code=1952 ■ 関連記事 ・ Oracle VMとデルのサーバーを組み合わせたワンストップ仮想化ソリューション（2008/05/21）
（ 川島 弘之 ）
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