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マイクロソフトとシマンテック、Hyper-VとBackup Execによる障害復旧を共同検証


共同検証のシナリオ
 マイクロソフト株式会社と株式会社シマンテックは1月15日、Hyper-V環境での障害復旧に関する共同検証を実施し、検証結果をホワイトペーパーとして公開したと発表した。

 両社が共同検証したのは、Hyper-VとSymantec Backup Execを組み合わせた障害復旧システム。1台の物理サーバー上に3台のHyper-V仮想マシンを搭載したプライマリサイトを構築。このプライマリサイトが動作しなくなった場合に、Backup Execを用いてセカンダリサイト上にHyper-V仮想マシンを再構築して、障害復旧を実現するというシナリオとなっている。ホワイトペーパーにはBackup Execの導入方法から実際のバックアップ手順、障害発生時のリストア手順などが記載されている。

 マイクロソフト サーバープラットフォームビジネス本部 コアインフラストラクチャ製品部マネージャの藤本浩司氏は、「シマンテックとは、15年以上にわたってリレーションシップを構築しており、Windowsの認定ロゴ取得に関してもいち早く対応していただいている。マイクロソフトではSave Money.キャンペーンを実施しているが、今回の取り組みもその一つ。パートナー各社の力をお借りして、ベストプラクティスを提供していく」と述べた。

 シマンテック システムエンジニアリング本部パートナーSE部 システムエンジニアの伊吹山正郁氏は、「最新版であるBackup Exec 12.5 for Windows Serverは、仮想化対応エージェントを搭載しており、VHDファイルから必要なファイルのみをリストアするといった機能を搭載している。また、ライセンス面でも物理サーバー単位での課金なので、仮想マシンを何台運用してもライセンス価格が変わらないといったメリットもある」と、仮想マシン環境においてBackup Execを利用する利点を紹介。「今回の障害復旧は一例。今後もさまざまなシナリオを提供し、エンドユーザーに訴求していく」とした。


マイクロソフト サーバープラットフォームビジネス本部 コアインフラストラクチャ製品部マネージャの藤本浩司氏 シマンテック システムエンジニアリング本部パートナーSE部 システムエンジニアの伊吹山正郁氏


URL
  マイクロソフト株式会社
  http://www.microsoft.com/japan/
  株式会社シマンテック
  http://www.symantec.com/jp/
  Hyper-V
  http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/technologies/hyperv.mspx
  Symantec Backup Exec
  http://www.symantec.com/ja/jp/business/products/family.jsp?familyid=backupexec
  仮想化ソリューションラボ:Symantec Backup Exec 12.5 for Windows Servers
  https://www4.symantec.com/Vrt/offer?_requestid=373&a_id=74500&


( 福浦 一広 )
2009/01/15 16:43

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