富士通株式会社は2月20日、株式会社富士通九州システムエンジニアリング、株式会社富士通大分ソフトウェアラボラトリ、株式会社富士通南九州システムエンジニアリングを4月1日に合併し、株式会社富士通九州システムズを新会社として設立すると発表した。
3社統合により、九州地区のソリューションビジネス推進体制を強化する。新会社の富士通九州システムズは、売上高400億円、従業員約1600名の富士通グループの中でもトップクラスのシステムエンジニアリング会社になるという。3社の業種・業務ノウハウ、技術力を結集することで、機械系・電気系CAD、解析などの「エンジニアリング分野」、農業経営支援や農業情報システムなどの「農業分野」、宿泊予約、婚礼・宴会支援システムなどの「ホテル分野」のソリューションを強化。
本店を福岡県福岡市に置き、大分県、熊本県、長崎県、佐賀県、宮崎県には継続して事業所を配置するほか、3社のSEをフレキシブルに配置し、各プロジェクトへの対応を柔軟にすることで、サービスの迅速化を図る。また、富士通九州営業本部との連携強化により、一層九州地区に根付いたビジネスを拡大するとともに、日本全国・海外へもさらに強力にビジネス展開する方針とのこと。
なお新会社は、資本金3億円で、現富士通九州システムエンジニアリング社長の富永英俊氏が代表者に就任。2011年度に売上高約500億円を目指すとしている。
■ URL
富士通株式会社
http://jp.fujitsu.com/
プレスリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2009/02/20.html
( 川島 弘之 )
2009/02/20 14:24
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