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ブロケード、Foundry Networks買収後の事業戦略を発表 |
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説明会では、米本社ワールドワイド・セールス担当シニア・バイスプレジデントのイアン・ホワイティング氏が、昨年12月のFoundry Networks買収にともなう事業方針、および新たな事業ビジョン「Extraordinary Network」への取り組みなどを説明。あわせて、日本での組織統合後の責任者に就任するファウンドリーネットワークスジャパン社長の青葉雅和氏が、日本市場における今後の抱負を述べた。 まず、ホワイティング氏は、新生ブロケードの事業方針について、「Foundry Networksの買収を機に、ネットワーク市場における事業領域をさらに拡大し、従来のSANにとどまらない、広範なIPネットワークソリューションの提供を目指していく。そのために、今後も積極的にR＆D活動を進めていくとともに、パートナーシップをより強固にし、グローバルでのサポートサービス、セールス展開に力を注いでいく」と語った。 これに向けて、同社では新たな事業ビジョン「Extraordinary Network」を掲げている。「Extraordinary Networkとは、従来のレベルを超越した性能、容量を新しいネットワークソリューションによって実現するという考え方。データ量とトラフィックの増大にともない、現在のデータセンターネットワークとエンタープライズネットワークには進化が求められている。しかし、厳しい経済環境の中で、ユーザーの選択肢は、現状を維持するか、新しすぎる技術で実験をするかのどちらかを選ぶしかなかった。当社は、Extraordinary Networkによって、ユーザーの課題を解決する最適な選択肢を提供する」（ホワイティング氏）と説明した。 Extraordinary Networkの特徴についてホワイティング氏は、「エコシステム」を中心として、「高性能」「データセンタークラスの信頼性」「インテリジェントな革新性」「優れたエネルギー効率」「シンプルな運用」「ライフサイクル・コストの最適化」という7つのキーワードを挙げた。そして、Extraordinary Networkを実現するために、「データセンターソリューションを拡張するとともに、共有テクノロジーを活用してIPネットワークにも領域を広げ、より包括的なソリューションをグローバルで展開していく」と述べた。さらに、次世代ネットワーク市場を、超高性能・高品質が求められる「データセンター・ネットワーク」、柔軟性・低コスト・高機能が求められる「キャンパス・ネットワーク」、拡張性・超高性能が求められる「サービスプロバイダ」の3つのセグメントに分け、これらの市場ニーズに対応できる組織体制を整備していく計画。
■ ＵＲＬ ブロケードコミュニケーションズシステムズ株式会社 http://www.brocadejapan.com/
（ 唐沢 正和 ）
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