 |
 |
|
|
| 最新ニュース |
|
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
グローバルレベルの全社最適化を支援－AT＆Tジャパンが2009年事業戦略を発表 |
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
岩澤氏は、リーマンショック以降のグローバルレベルでの景気悪化が、日本企業にも大きな影響を与えていると述べ、「グローバル展開している企業の多くが、グローバルガバナンスを重要視している。具体的には、ITやネットワークといったインフラをグローバルレベルで最適化することにより、企業としての一貫性を実現することを目指している」と、グローバルレベルでの全社最適化に軸足を移していると指摘。「グローバルレベルで全社最適化を行うことで、経営の効率化、コスト競争力と生産性の向上、付加価値の追求と差別化を実現しようとしている」と述べた。 岩澤氏は全世界で展開するAT＆Tの一員として、こうした経営課題を抱えるグローバル企業に対して、グローバルレベルでのコミュニケーションソリューションで応えられる点を生かし、「グローバルコミュニケーション基盤上に付加価値の高いマネージドサービスを提供」「日本国内への新製品・ソリューションの投入」「グローバルに統合した専門チームの発足」の3つのアプローチで取り組む考えを示した。
マネージドサービスの提供では、テレプレゼンスやユニファイドコミュニケーション、ホスティングといったアプリケーションを、同社のグローバルIPネットワーク上で展開。これにより、ネットワークプロバイダーからコミュニケーションソリューションプロバイダーへと事業領域を拡大する。「Wi-Fiのアクセスポイントは全世界で7万カ所、VPNのアクセスは世界149カ国以上、データセンターも世界38カ所に設置するなど、AT＆Tは世界最大の通信事業者として、グローバルカバレッジを拡充している。これにアプリケーションを拡充することで、お客さまに対して、いつでも・どこでも利用可能なアクセスを提供する」とした。 国内向けの新製品・ソリューションとしては、マネージド型のテレプレゼンスアプリケーション「AT＆T Managed Telepresence」、Web会議システム「AT＆T Connect」、サーバーリソースをオンデマンドで提供する「AT＆T Synaptic Hosting」などを投入する。岩澤氏は、「AT＆T Managed Telepresenceは、HDクオリティのスクリーンやビデオ機器などと共にトータルなサービスとして提供するもの。より早い経営の意志決定で利用したり、企業間でのテレカンファレンスでも活用できる。AT＆T Connectは、35Kbpsの帯域があれば利用できるので、既存のインフラをそのまま利用できるのが特長」と紹介した。 専門チームの発足では、国内の体制を「営業」「Network Integration」「カスタマー・サービス」の3つの組織に統合。「従来、営業とカスタマーサービスの2つの組織だったため、ソリューションデザインを行うときに両方の代表が出席し調整していた。今回、Network Integrationというソリューションデザインを行う組織を用意したことで、よりスムーズな業務運営が可能になっている。また、3つの組織はグローバルの体制とも一致しており、日本だけでなくグローバルのリソースを最大限に利用できるのも大きな特長」（岩澤氏）と、専門チームを新たに発足することで、顧客ニーズに対応するとした。 岩澤氏は、「グローバルレベルで均一なサービスを提供できるのが、AT＆Tの強み。これを生かして、企業の経営効率化を支援する。また、これまでに培ってきた実績を生かした最適なソリューションを提供することで、コスト競争力と生産性の向上を支援する。そのほか、マネージドサービスにより、必要なソリューションをスピーディに提供することで、スピード感のあるビジネスを支援する」と強調。「コアビジネスではない部分はAT＆Tが担当することで、お客さまはコアビジネスにリソースを集中し、コアビジネスを強化し他社との差別化を進めていただきたい」と述べた。 ■ ＵＲＬ AT＆Tジャパン株式会社 http://www.jp.att.com/
（ 福浦 一広 ）
|
