富士通、環境に配慮した「LOOX U ECOモデル」-グリーン電力証書システムに対応


FMV-BIBLO LOOX U/C50N ECOモデル

 富士通株式会社は4月21日、グリーン電力証書システム対応のノートPC「FMV-BIBLO LOOX U/C50N ECOモデル」を発表した。価格は11万8800円からで、同社の直販サイトにおいて同日より販売開始する。グリーン電力証書システムに対応したノートPCは、このモデルが業界で初めてという。

【訂正】初出時、価格を「11万3800円から」としておりましたが、富士通側が価格を訂正したため、記事も修正いたしました。

 FMV-BIBLO LOOX U/C50N ECOモデルは、5.6型液晶を搭載する超小型ノートPC。ユーザーがこの製品を利用中に消費する電力相当分のグリーン電力証書を、あらかじめ富士通が購入し、製品に付加して販売するため、ユーザーが消費する電力は、CO2を発生しない自然エネルギーにより発電された「グリーン電力」とみなせるという。

 具体的には、富士通が定義した使用環境で、年間240日、4年間の使用と想定し、PC1台あたりの電力量を45.55kWhと算出。それに相当するグリーン電力証書を付与する。これは、約18kgのCO2排出量削減に相当するとのこと。

 PC自体は、「FMV-BIBLO LOOX U/C50N」をベースにした。CPUにAtom Z550(2GHz)を採用したほか、1GBメモリ、60GB HDD、1280×800ドット表示可能な5.6型タッチパネル液晶、100BASE-TX/10BASE-T、といった基本スペックになっており、各種カスタマイズにも対応している。


(石井 一志)

2009/4/21 12:40