Mac OSとWindowsに対応可能なIT資産管理ツール


 株式会社インテリジェントワークスは、IT資産管理ツール「CWS2-SAMファインダー」を5月中旬に発売する。クライアントOSはWindows Vista/XP/2000とMac OS 9、Mac OS Xに対応しており、価格は100台規模の場合で85万円から。

 CWS2-SAMファインダーは、アプリケーション、フォント、シリアルなどを管理するためのソフトウェア資産管理ツール。同社の統合管理ツール「コンテンツウォッチャースマート」から、要望の多かったソフトウェア資産管理の機能を切り出し、機能を強化して製品化した。

 具体的な機能としては、アプリケーション名、バージョン名、シリアル番号の自動取得や管理機能を備えるほか、不正ライセンスの検知も行える。シリアル番号の自動取得はAdobeやモリサワの製品に対応しており、特にモリサワパスポート(Mac OSX 10.4 Intel版以降)のシリアル番号自動取得が可能な製品は、日本では初めてという。また、コンテンツウォッチャースマート1.3と比べると、WAN環境や1000台以上の大企業でも対応できるよう、負荷分散機能も強化されている。

 価格は、サーバーライセンスが49万円から。クライアントライセンスは、Mac向けが8900円/台から、Windowsが4500円/台から。同社では年間2万ライセンス、2009年度に1億円の販売を想定している。


(石井 一志)

2009/5/8 18:37