米Sybase、レプリケーションサーバー新版「Replication Server」
米Sybaseは5月11日(米国時間)、性能、設定管理などを強化したデータレプリケーションサーバーの最新版「Sybase Replication Server 15.2」を発表。同日提供を開始した。
Replication Serverは、企業内でデータの移動や同期などを管理できるサーバーソフトウェア。さまざまなデータベースに対応し、異機種混在環境の障害対策やデータ処理の統合・同期などに利用できる。
最新版では、SQLステートメントのレプリケーションに対応するなどの強化を図ることで、データ配信・同期、リアルタイムレポート、障害復旧の対応における性能を改善した。このほか、異機種混在環境でのデータレプリケーション機能を強化し、設定と管理を簡素化。事前設定環境を提供することで、インストールと設定プロセスを自動化し、起動時間を短縮できるという。
対応データベースは、Sybase Adaptive Server Enterprise(ASE)、Oracle Database、Microsoft SQL Server、IBM DB2。対応OSは、HP-UX Itanium、HP-UX PA-RISC、IBM-AIX、Linux(POWER、x86)、Windows、Sun Solaris(SPARC、x64)。
2009/5/12 08:42