ベイテック、Google Apps向けのFaliCaタイムカード機能を無償提供


 株式会社ベイテックシステムズ(以下、ベイテック)は5月14日、株式会社ビジカ・ビジネスシスと協業し、Google Apps上で勤怠管理を実現するタイムカード機能を無償提供すると発表した。

 ベイテックは、Google Apps導入支援として、多数のビジネステンプレートを提供している。その中で、ユーザーから要望のあったFeliCaによるタイムカード機能を、ビジカ・ビジネスシステムと共同開発し、無償提供する。

 同機能の特徴は、入退出時に携帯電話などのFeliCa端末をリーダーにかざすことで、登録されたメールアドレスにメール配信できる点。管理者はメール文書のテンプレートを設定ファイルに指定することで、メールにお知らせ情報を付与して配信できる。入退室情報はGoogle App Engine上や、Google Documentのスプレッドシート上に保存でき、複数拠点がある場合でも一元管理が可能。登録された情報は、簡単にダウンロードして、給与計算などほかのシステムに取り込むことができるという。

 両社は今後も、クラウドコンピューティング上で動くFeliCaを利用したシステムの開発を行っていく方針。

(川島 弘之)

2009/5/14 16:52