バックアップやP2V移行、HDDデータ消去などに対応したストレージ管理ソフト
パラゴンソフトウェア株式会社(以下、パラゴン)は、ストレージ統合管理ユーティリティ「Paragon Hard Disk Manager 2009 Server」を6月1日に発売する。価格は10万2900円。
Paragon Hard Disk Manager 2009 Serverは、サーバー/クライアントの両環境に対応したストレージ管理ソフトウェア。HDDのバックアップやコピー、パーティションのリサイズ、移動、結合などのパーティションに関するさまざまな機能、HDDに記録されたデータを完全に破棄する機能も搭載している。バックアップについては、稼働中のWindows Serverを止めずに行えるホットバックアップに対応。バックアップのエンジンは、パラゴンホットプロセッシングとマイクロソフトのVSS(Volume Shadow Copy Service)のいずれかを選択して利用できる。
また、異なるハードウェア環境や仮想環境への復元を可能とするスマートリストア機能を利用可能で、迅速な復旧が求められる場面でも柔軟な対応を行えるとのこと。各機能の設定はウィザードから行えるほか、HDDイメージを見ながら直接操作を開始することも可能。さらに、製品をインストールせず、CDから直接ブートしての操作にも対応する。
対応環境は、Windows XP/Vista/Server 2003/Server 2008。パラゴンでは、初年度に5000万円の販売を見込んでいる。
2009/5/15 11:45