マクニカネット、IPS製品「McAfee Network Security Platform」を販売


 マクニカネットワークス株式会社(以下、マクニカネット)は5月13日、マカフィー製の不正侵入防御システム(IPS)「McAfee Network Security Platform(以下、McAfee NSP)」を販売開始すると発表した。

 McAfee NSPは、もともとIntruShieldの名称で提供されていたIPSアプライアンス。ネットワークへの既知の攻撃や未知のゼロデイ攻撃をリアルタイムに遮断する。「I-1200/1400/2700/3000/4000/4010」「M-6050/8000」など、10Gigabit Ethernet対応プラットフォームを含む豊富なラインアップをそろえるのが特徴。

 防御機能では、「シグネチャ検知」「アノマリ検知」「DDoS/DoS検知」の3つの検知手法を並行動作させることで、高い検知精度を実現。また、1台のハードウェアで複数のセグメントやサーバーごとにセキュリティポリシーを設定する「Virtual IPS機能」で柔軟に、少ない台数でネットワーク全体を監視できる。NAC機能を追加するアドオンモジュール「McAfee NSP Network Access Control Module」なども用意されている。

 マクニカネットでは、初年度100台の販売をめざす。

【下】McAfee Network Security Platform【上】NACアドオンモジュールNACを組み合わせた構成イメージ





(川島 弘之)

2009/5/15 15:55