日本HP、就活生の個性と創造性を刺激する「SHUKATSU It's MEプロジェクト」


 日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は5月20日、若者の個性と創造力を再発見する機会を提供する「SHUKATSU It's MEプロジェクト」を発表した。メッセージは「Express your personality through SHUKATSU = It's ME.(就活を通じて自分自身を表現しよう)」。

 就職活動生が自分自身を見つめなおし、「個性」と「創造力」を再発見してもらう機会を提供するプロジェクト。日本HPがプロジェクト推進リーダーを務め、大学教授など有識者と企業代表により構成される「SHUKATSU It's ME.応援委員会」が運営を行う。さらに日本の代表的な経営者や有識者、リーダーたちから構成される「エグゼクティブ・サポーター」を組織化し、昨今のマニュアル化した就職活動により個性を封じられてきた学生たちに、夢につながるチャンスを与え、個性を開花させる支援活動を行うという。

 核となるプログラムは、エグゼクティブ・サポーターから出題される創造性や人間性を問う課題に対し、参加する学生が回答を競い、優秀者にはその出題者との面談の機会を提供する「SHUKATSU It's MEグランプリ」。就職活動生が、個性や創造性を磨ける場とする。

 回答に対してはWebサイトでほかの学生からの評価を受けることも可能で、そのインターネットアクセススペースを用意するため、各大学サポートの下、首都圏のキャンパスに「SHUKATSU It's ME キャンパス・ステーション」を設置する。ここが、SHUKATSU It's MEグランプリの参加窓口にもなる。

 今後のプロモーション展開としては、早稲田大学・慶應義塾大学・青山学院大学・明治大学の4大学のキャンパス近隣にて多角的な告知を実施。慶大の三田キャンパス周辺では、SHUKATSU It's MEグランプリの第1問をステッカーにて出題するほか、大掛かりなパフォーマンスも実施し、一帯の学生へ周知を徹底するとのこと。


(川島 弘之)

2009/5/20 18:02