米MicrosoftとHP、特許クロスライセンスを更新


 米Hewlett-Packard(HP)と米Microsoftは5月20日(米国時間)、特許の利用権を相互に認めるクロスライセンス契約を更新したと発表した。条件は公表していない。自社の研究開発を前進させ、技術イノベーションを拡大できるとしている。

 両社は以前から特許ライセンス契約を結んでおり、今回で3回目の更新となる。幅広い製品をカバーし、互いの研究開発作業をさらに推進。より強固なパートナーシップを構築する道を明確にして、オープンな環境でのイノベーションをもたらし、ビジネスだけでなく、最終的には顧客やユーザーのメリットになるとしている。

 両社は前日の5月19日、ユニファイドコミュニケーション分野で4年間の提携を発表している。1億8000万ドルを投資し、製品やサービスなどを協力して展開するもので、Microsoftの「Office SharePoint Server」「Exchange Server」「Office Communications Server」などのサーバー製品と、HPのネットワーク機器「ProCurve」、パソコン「HP dx9000 TouchSmart Business PC」などが対象となる。



(Infostand)

2009/5/21 09:00