米Unisys、メインフレームファミリ「ClearPath」に5機種を投入
米Unisysは5月26日(米国時間)、自社メインフレーム製品ファミリ「ClearPath」に「ClearPath Libra Model 790」など5機種を追加した。サーバーソフトウェアの強化と特製エンジンで価格性能比を改善。モバイルからのアクセスにも対応した。
最上位機種「ClearPath Libra Model 790」と「同780」、ミッドレンジの「ClearPath Dorado Model 750」と「同740」、エントリの「ClearPath Dorado Model 4050」の5機種。Libra2機種と「Dorado 750/740」は自社CMPアーキテクチャがベース。「Dorado 4050」は米IntelのXeonプロセッサを搭載した。自社メインフレーム環境「OS2200」と「MCP」の最新版を搭載し、I/Oサブシステムの改良で、価格性能比を最大200%改善したという。
中央システムから機能をオフロードする「Speciality Engine」を導入。「Clear Path ePortal Speciality Engine」では、iPhoneなどモバイル端末からのアクセスが可能に、Doradoライン向けのSpeciality Engineでは、「OS 2200 QProcessor」と「IBM WebSphere MQ Server」との通信が可能となり、異機種混在環境対応を強化する。
このほか、米EMCのストレージ「EMC Symmetrix V-Max」もサポート。エンドツーエンドでサービスを提供する。価格は、最小構成で「Libra 790/780」が330万ドルから。「Dorado 750/740」が200万ドルから。「Dorado 4050」が42万ドルから。
2009/5/27 08:49