PFU、ScanSnap小型モデルを強化-Acrobat 8の同梱キャンペーンなどを実施


ScanSnap S300
楽2ライブラリ パーソナル V5.0の管理画面イメージ

 株式会社PFUは6月1日、パーソナルドキュメントスキャナのエントリーモデル「ScanSnap S300シリーズ」の新パッケージを発表した。Windows向け「S300」において、11月30日までの期間限定でAcrobat 8 Standardを同梱するほか、ドキュメントファイリングソフトとのセットモデルでは、ソフトを最新版に強化。Mac向け「S300M」でも、名刺管理ソフトを同梱する。受注開始はいずれも同日より。

 ScanSnap S300シリーズは、USB接続型ドキュメントスキャナのエントリーモデル。スキャン速度は最大8枚/分(片面・両面とも)に制限されているが、上位機の「ScanSnap S1500」などと比べて大幅に小型、軽量で持ち運びしやすくなっているのが特徴という。また電源供給用にもう1本USBケーブルをPCと接続すれば、ACアダプタなしでの動作に対応する。

 これまでS300シリーズのパッケージには、上位版と異なりAcrobatは付属していなかったが、今回は11月30日までの期間限定(上限2万本)ながら、Windows向けモデルにAcrobat 8 Standardを同梱した。また、Windows向けドキュメントライブラリソフト「楽2ライブラリ」とのセットモデルでは、機能限定版「楽2ライブラリ Lite V4.0」(直販価格9800円)から正式版「楽2ライブラリ パーソナル V5.0」(直販価格2万5200円)に変更。より有効な活用が可能になったとしている。

 一方Mac向けモデルでは、名刺管理ソフト「CardMinder for Mac」を同梱した。

 価格はいずれも従来と同じで、直販価格は、S300が2万9800円、楽2ライブラリとのセットモデルが3万3800円、S300Mが2万9800円。




(石井 一志)

2009/6/1 11:00