米Tripwire、仮想インフラを管理する「vWire」を発表


 米Tripwireは6月9日(米国時間)、仮想環境管理ソリューション「vWire」を発表した。米VMwareの仮想インフラをモニタリングするもので、作業を簡素化し、リスクを緩和できるという。価格は1ライセンス295ドル(サポートは別)から。30日間の無料トライアルも提供する。

 vWireは、「VMware ESX」などを利用したVMwareの仮想インフラを包括的に管理するソフトウェア。単一の管理コンソールを利用して、継続的なモニタリングと詳細なレポートを提供する。仮想インフラの状態を瞬時に把握できるという。

 VMwareが提供するアベイラビリティ機能を補完。変更・設定や重要なイベントデータをモニタリングすることで、潜在問題についての洞察を提供する。収集したデータのフィルタリングや、パラメータの設定などによって、障害や問題を予防、解決できるという。

 またオンラインフォーラムも提供。仮想インフラ管理に関する専門知識などのコンテンツを共有できる。併せて、仮想インフラの状態や設定を確認できる「OpsCheck」「ConfigCheck」も提供する。無料。


(Infostand)

2009/6/10 09:13