ペンティオ、イー・モバイル回線を活用したリモートアクセスソリューション


 ペンティオ株式会社は6月16日、パンデミック対策を支援するリモートアクセスソリューション「Secure Accessプラス」を発表した。同日より販売開始する。

 Secure Accessプラスは、日立システムが提供するジュニパー製「Secure Access700」シリーズのSSL-VPN通信技術を採用し、イー・モバイルのモバイルデータ通信ネットワークを利用して提供する、中堅・中小規模向けリモートアクセスソリューション。

 ペンティオの認証局パッケージ製品「PentioプライベートCA Gleas」と、クライアント証明書を格納する認証用USBトークン「Pentio PKI USB token 1800」もパッケージすることで、高いセキュリティと利便性を両立。認証局はクラウド上に構築され、USBトークンとの組み合わせることで、VPN接続時の「電子証明書認証+USBトークンのパスワード」による二要素認証を実現している。

 利用する際は、PCにUSBトークンを挿入し、Webブラウザ経由で社内システムにアクセスする。価格は、導入ヒアリング+設定費用が40万円、機器・ライセンス購入費用が137万円。ここにSecureAccess700の同時アクセスユーザーライセンス×10、PentioプライベートCA Gleasライセンス×50、USBトークン×50、管理者用トークン×1本が含まれる。SecureAccess700とPentioプライベートCA Gleasの保守費用が41万円/年。このほか「EMモバイルブロードバンド」の料金が別途必要となる。


(川島 弘之)

2009/6/16 18:31