米AppleのSteve Jobs氏が肝臓移植、復帰は予定通り今月か-WSJ報道


 病気療養中の米AppleのCEO、Steve Jobs氏が、2カ月前に肝臓移植手術を受けていたと6月20日付の米Wall Street Journal紙が伝えた。Jobs氏は順調に回復しており、6月末の復帰予定に変更はないという。

 Jobs氏は、ホルモンバランス障害を理由に今年1月中旬から療養中。重要な意思決定には関与するが、CEOの日常業務はCOOのTim Cook氏が代行している。

 同紙によると、Jobs氏は約2カ月前にテネシー州で肝臓移植の手術を受け、経過は良好。当初はパートタイムかもしれないが、予定通り今月末に復帰する見込みという。「Steveは6月末に復帰することを楽しみにしている。これ以上お話できることはない」というAppleの広報担当者のコメントを紹介している。

 また同紙は、Appleに近い筋からの話として、今後はCook氏の役割が大きくなり、遠くない将来、Cook氏がAppleの取締役に選ばれるかもしれないと伝えている。



(Infostand)

2009/6/22 09:04