日本タンバーグ、手軽に導入可能なフルHD対応のビデオ会議システム


TANDBERG Quick Set C20シリーズ
設置イメージ

 日本タンバーグ株式会社は6月22日、フルHD(1080p)対応のビデオ会議製品「TANDBERG Quick Set C20シリーズ」を発表した。手軽にフルHDのビデオ会議を始められるセット製品で、参考価格は125万7900円から。

 Quick Set C20は、家庭用テレビやPC用ディスプレイと接続して、高解像度のビデオ会議を実現する製品。ビデオ会議エンジン(コーデック)「Codec C20」と、ズーム対応カメラ「PrecisionHD 1080p」、マイク「Performance Mic 201」、リモコンなどから構成されており、最大1080p/30fpsによる高品質なビデオ会議を実現できる。もちろん、SD解像度もサポートするほか、利用にあたっては簡単な5つのステップで接続が完了するため、導入も容易に行えるという。

 ラインアップには、4倍ズーム対応カメラを含む基本モデル「TANDBERG Quick Set C20」と、720p/60fpsにも対応可能で、12倍ズーム対応カメラを含む上位モデル「同 C20plus」の両モデルを用意する。いずれも、PC画面と会議相手を同時に映し出せるデュアルディスプレイ構成にも対応可能なほか、TANDBERG Management Suiteでの管理をサポートしている。なお、多地点接続が必要な場合は、MCU(多地点接続装置)を利用することで、大規模な会議を1080p/30fpsで行えるとのこと。

 最大帯域は6Mbps。インターフェイスは、出力用のHDMI×2と、入力用のHDMI×1、DVI-I×1を搭載する。

 参考価格は、TANDBERG Quick Set C20が125万7900円、同 C20plusが146万7900円。また、「デュアルディスプレイオプション」が27万900円、1080p/30fpsや720p/60fpsに対応するために必要な「プレミアムレゾリューションオプション」が48万900円、などとなっている。


(石井 一志)

2009/6/22 12:32