ソフトバンクBBとファルコンSC、ケータイを鍵とするWeb認証基盤ソリューション

　ソフトバンクBB株式会社とファルコンシステムコンサルティング株式会社（以下、ファルコンSC）は6月22日、携帯電話を鍵とする「Web認証基盤」ソリューションの提供で協業すると発表した。両社の認証システムを組み合わせて、セキュリティの高いWeb認証基盤の構築を目指す。

　今回提供されるWeb認証基盤ソリューションは、ソフトバンクBBの携帯電話を利用した本人認証システム「Synclock」と、ファルコンSCの本人認証システム「WisePoint」を組み合わせたもの。ユーザーにとって身近な携帯電話を鍵とすることで、簡単、安全な本人認証を実現し、SSL-VPNアプライアンスなど多種多様なリモートアクセス用システムで容易に利用できるようにする。また、万一携帯電話を忘れた場合でも、マトリクスコード認証などのワンタイムパスワードを、本人認証の代替手段にできるとのこと。

　両社ではこのソリューションを、インターネット経由で複数のサービス提供を行っているアプリケーションサービスプロバイダなど、強固で多様な本人認証を求めるネットビジネス事業者に対して訴求したい考え。また、社外から社内への安全なリモートアクセス環境を整備したい企業に対しても積極的に提案するとしている。