日立情報、ネットワークの稼働状況を可視化するサービス


 株式会社日立情報システムズ(以下、日立情報)は6月30日、ネットワークの稼働状況を常時監視するサービス「NETFORWARD/NOC Portal」を発表した。日立情報のネットワークオペレーションセンター(NOC)が、ユーザーのネットワークを監視し、その結果をポータルから確認できる。

 NETFORWARD/NOC Portalは、ユーザー専用の監視ポータルサイトを構築し、ユーザーのネットワークインフラの稼働状況を確認できるようにするサービス。監視対象は、機器の死活監視、スイッチポート監視、TRAP監視、性能管理、区間レスポンス監視、電源監視、障害状態などで、ポータルにはインターネット経由で接続して、Webブラウザから状況を確認する。また、障害発生時、ならびにあらかじめ設定しておいたしきい値の超過を検知した場合には、管理者へ自動的にメールで通知する機能も備えている。

 ユーザーはネットワークインフラの稼働状況をリアルタイムに把握できるため、障害に対する初動を早めることが可能。監視環境のみの導入になることから、自社の運用リソースを活用しながら、体制を整えられるとしている。


(石井 一志)

2009/6/30 17:55