IBSと日本オラクル、SOAコンサル事業で協業-上流から下流までをワンストップでサポート可能に


 株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズ(以下、IBS)と日本オラクル株式会社は7月13日、SOA(サービス指向アーキテクチャ)に関するコンサルティングサービス事業で協業すると発表した。

 この協業にともなって、IBSの「SOAによるビジネスプロセス可視化支援サービス」に日本オラクルの「IT トランスフォーメーション・フレームワーク with SOAサービス」を合わせて提供可能になるのが大きなポイント。IT トランスフォーメーション・フレームワーク with SOAサービスでは、SOA企画・計画策定サービスやSOA標準化サービス、SOA適用推進サービスなどを提供し、IBSのサービスを補完。これによって、SOA導入の上流工程から下流工程までを、ワンストップでサポートできるという。

 具体的にはまず、企業のIT中期計画をSOAで変革するためのフレームワークと、その組織を構築する支援を両社が行うとのこと。またIBSでは、実際の導入にあたり、これまで培ったSOAのサービス設計能力と日本オラクル製品実装の経験に加えて、日本オラクルより共有されたSOA構築に関するノウハウも生かして、サービス提供を行っていくとしている。


(石井 一志)

2009/7/13 15:45