米Google、「Google Voice」をAndroidとBlackBerryに対応

　米Googleは7月15日（米国時間）、音声通信サービス「Google Voice」を「Android」と「BlackBerry」に対応させたと発表した。携帯電話から直接Google Voice番号を使って通話やSMSの送受信が可能になる。同社のサイトから無料でダウンロードできる。

　Google Voiceは、Googleが今年3月に発表した音声通信サービス。Google Voiceの電話番号を使って、自宅、職場、携帯電話など複数の電話回線を管理できるのが特徴。2007年に買収した米GrandCentralのサービスを利用したもので、現在、米国内でユーザーを限定して提供している。利用にはGoogle Voiceアカウントが必要。

　モバイル対応では、まず自社の携帯電話向けOSであるAndroidの搭載機と、カナダのResearch In MotionのBlackBerryに対応する。携帯電話にGoogle Voiceをダウンロードすることで、通話、SMS、ボイスメール、ボイスメールのテキスト表示、国際通話などのGoogle Voiceの機能を利用できる。携帯電話のアドレス帳と統合して、アドレス帳から直接Google Voiceに発信することもできるという。